/ 金正恩朝鮮労働党総書記の革命活動
敬愛する金正恩総書記がカンゴン総合軍官学校を現地指導しました
 英雄的朝鮮人民軍の不滅の強大さと百戦必勝をしっかり支える基層戦闘単位の中核、軍事初級指揮官育成の本領を立派に遂行し、輝かしい武勲を軍旗に数多く記してきた権威ある軍事学園が、80星霜の誇るべき発展史にまたとない栄光の時刻を迎えた。
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が2月25日、わが国家の軍事教育機関の母体であり、最も貫禄ある指揮官養成拠点であるカンゴン総合軍官学校を現地で指導した。
 朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会のパク・チョンチョン書記、朝鮮民主主義人民共和国のノ・グァンチョル国防相をはじめとする朝鮮労働党中央軍事委員会の委員たちが同行した。
 学校に到着した金正恩総書記はまず、金日成主席の最も忠実な戦友であり、有能な軍事指揮官であった抗日革命闘士カン・ゴン同志の半身像に花輪を献じた。
 花輪のリボンには、「わが軍はカン・ゴン あなたの名前を永遠に記憶するであろう」という文字が記されていた。
 金正恩総書記は、共和国の正規的革命武力の誕生と目覚ましい強盛のための聖業に貴い生をしっかりした柱石として支えた朝鮮人民軍の初代総参謀長であるカン・ゴン同志の特出した功績について回顧し、偉大な軍創建世代に崇高な敬意を表した。
 国家元首を迎える儀式が行われた。
 軍官学校の全ての教職員と学生は、チュチェの強兵建設偉業を賢明に導き、祖国の歴史に最も輝かしい軍事力強化の最盛期を開いていく百戦百勝の鋼鉄の総帥を仰いで嵐のような「万歳!」の歓呼の声を上げた。
 学校の教育活動家と学生が、全校のメンバーの一致した忠誠の心を込めて芳しい花束を金正恩総書記に差し上げた。
 金正恩総書記は、熱狂的歓呼に答礼し、党と祖国が任せた神聖な教壇を純潔な良心で守り、軍事幹部育成事業の絶え間ない革新と発展に惜しみない努力を尽くしている全ての教育活動家と、将来の立派な指揮官に準備している学生たちに戦闘的あいさつを送った。
 金正恩総書記は、総合軍官学校の教職員、学生の分列行進を査閲した。
 続いて、学生たちの撃術模範出演が行われた。
 共和国武力の最高司令官を校庭に迎えた限りない感激と衝天の勢いに満ちた軍官学校の学生たちは、党の訓練革命方針、軍事教育方針を体して政治的・思想的に、軍事技術的に、肉体的にしっかり準備していく自分らの戦闘的気迫を力強く示した。
 金正恩総書記は、学校の責任幹部たちに案内されて戦術研究室、部隊指揮・管理研究室、軍事地形学研究室、射撃館をはじめとする校内の各所を見て回った。
 金正恩総書記は、祖国防衛の基本的力量として革命の力強い高揚を先導してきたわが武力の偉勲に満ちた道程には、軍隊の中核陣地をしっかり守ってきた軍事教育機関の誉れ高い功績が歴々と印されているが、カンゴン総合軍官学校のように歴史と伝統が高貴で誇らしい軍事学園はないとし、共和国武力の初の軍旗を授かり、正規軍の初の閲兵式に第1縦隊として先頭に立ったことだけを見ても、栄えある建軍史において学校が占める特出した地位をよく知ることができると評価した。
 金正恩総書記は、軍官学校が各級軍事教育機関の前衛でその聖なる歴史と伝統をしっかり擁護・固守し、継承・発展させていくのは、人民軍の基層をより強固にして全軍強化の新しい活路を開いていこうとするわが党の軍事政策実行において重要な位置を占めると述べた。
 金正恩総書記は、学校の軍事教育実態を具体的に確かめ、教育施設の管理・運営と教育環境が現代性と先進性を志向するわが党の強兵建設に関する政策的要求に追いつけずにいる問題に言及し、人民軍党委員会と軍事教育機関の政策指導部署がその責任と役割を円滑に果たしていないことについて指摘した。
 金正恩総書記は、カンゴン総合軍官学校はわが国家の最初の軍事教育機関、軍事幹部養成の原種場、朝鮮人民軍の正規的風格と戦闘力の象徴であるという固有の名だけによってもわが革命武力の強化・発展においてどんなに重要な役割を果たしてきたのかがよく分かる、ゼロの状態から軍建設の伝説的な奇跡を生み出した軍創建世代の貴い伝統があり、試練の中でより強くなった自らの力がある今になって、わが軍の将来に関わる指揮官養成拠点を現代教育学の原理に即して、現代文化水準にふさわしく立派に整えられないわけがないとし、党の軍事教育政策を正確に実行するための貴重な教示を与えた。
 金正恩総書記は、わが党が総合軍官学校を重視するのは、この学校の卒業生が担う最初の職務がたとえ高くないとしても、わが軍の末端基層、兵士大衆と最も近い重要な位置にあり、彼らが軍事家としての初の足ごしらえをしっかりしてこそ、常に勝利のみを収める有能な猛将に成長することができるからであるとし、軍事教育部門の一大変革によって、わが軍を百回戦えば百回勝利し、決心さえすれば占領できない要塞のない強い軍隊につくろうとするわが党の確固たる意志を披歴した。
 金正恩総書記は、軍事教育戦線は昨日も今日も今後も永遠なる軍事力強化の第1梯隊、最前線であり、軍事教育革命の炎をより強く燃え上がらせるところに強兵育成の近道があるというのがわが党の変わらない持論であるとし、総合軍官学校を現代教育文化が完璧に具現された軍指揮官養成の標準単位として立派に築き、国の軍事教育部門を一新させようというのが自身の揺るぎない決心であると言明した。
 金正恩総書記は、学校の教師、学生の実弾射撃競技と総合器材体育訓練も見た。
 金正恩総書記は、わが軍の質的強化とその威力は戦術級単位の初級指揮官をいかに育成するかに大きくかかっている、軍事教育部門では当然、学生に軍事知識を教える前に革命を行うという不屈の革命意識から植え付けなければならない、これとともに百発百中の射撃術と巧みな戦闘法、強い肉体的能力を身につけた実戦型のつわものに育て上げなければならないと強調した。
 金正恩総書記は、カンゴン総合軍官学校の基本任務は党と革命、人民のための忠実な軍服務の道に全てをささげ、いかなる困難な課題も立派に遂行する英雄を育て上げて強兵の礎石をしっかり打ち固めることであるとし、学校では全ての学生が軍創建の初の世代から今日まで革命武力の指揮官に貫かれてきた忠誠の信念と愛国の精神をそのまま継承していくようにすべきであると述べた。
 金正恩総書記は、帝国主義の侵略性と好戦性が史上最も露骨化し、戦争と流血が日常茶飯事となっている今日の国際的環境は、わが武力が戦争に完璧に対処することを求めているとし、軍事教育部門で軍事実践中心の教育を強化し、全ての学生が現代戦場での実戦の経験をわれわれの方式で消化・習得し、急ピッチで先進化している兵器と戦闘技術機材に精通し、現代戦に応じた指揮能力を備えることによって、確実な勝利のみを収める野戦型の軍事人材としてしっかり育て上げるための綱領的な課題を示した。
 敬愛する金正恩総書記は同日、学校の教職員、学生と意義深い記念写真を撮った。
 栄えある軍服務の日々、夢にも思っていた無上の栄光と幸福の中、一生大切にすべき大いなる信頼を与えられた全ての教職員、学生の限りない感謝の気持ちが全校庭を震撼させる熱狂的歓呼となって噴出した。
 金正恩総書記は、カンゴン総合軍官学校がわが革命武力の中核陣地、強兵の礎石を打ち固め、守ってきた聖なる伝統と誉れ高い功績を連綿と継承し、党と革命、祖国と人民に限りなく忠実で、万般の戦争遂行能力を兼備した有能な軍事指揮官をより多く育て上げることで党の強兵建設偉業の遂行に積極的に寄与するものとの期待と確信を表明した。
 偉大な総帥にささげる軍官学校の教職員、学生の一致した忠誠の誓いを盛り込んだ「決死擁護」のかん声が限りなく響き渡った。
 カンゴン総合軍官学校に対する金正恩総書記の歴史的な現地指導は、新時代の軍事教育革命の明確な変革と進歩の基盤をもたらした決定的な転換点、わが軍を永遠に百戦百勝の天下無敵の強兵に強化し発展させていく上で里程標的な意義を持つ重要な契機である。